江戸川カタック社
北インド古典舞踊カタックを学ぶ教室です。
カリキュラム
カタックは伝統舞踊ゆえに、かたちになるまでに時間がかかり、日本人には馴染みが薄く情報も少ないという課題があります。
江戸川カタック社はこれらの課題を明確に意識し、「すごい才能や特殊な情熱がなくても、ふつうに続けていれば、いつの間にかけっこう上手くなる」 ようなカリキュラムを目指しています。
段階的かつ実用的であること、そして「ある訓練がなんのためなのか、それが全体像とどうつながるのか」を把握しながら、技術と知識が着実に蓄積されるよう設計しています。
皆さんの反応を見ながら柔軟に改善を続け、生徒さんと共にこのカリキュラムを育てていきたいと考えています。
カタックで大切にされている神様、クリシュナの成長に重ねて、各段階を名づけました。
希望があれば簡単な試験もおこない、合格するごとに免状が出るような制度も実施したいと思っています。書道や武道の「級」や「段」のイメージです。
初級Ⅲ「青年クリシュナ」
理論篇では出来事や感情を表現するための技法である「アビナヤ」という概念を学び、さらにカタックの流派(ガラナ)の全体像に触れます。
実践篇では、初級Ⅱにつづいてヌリッタの「シリーズもの」をひとつ覚えます。
そして、ヌリティヤの代表的な演目である「カヴィッタ」をふたつと、最後に師(グル)に捧げる「グル・ヴァンダナ」を学びます。
ふたつの「カヴィッタ」は特によいものです。これまでの階梯で技術と知識を積み重ねてきたからこその、深い喜びを感じられることでしょう。
神話篇も濃厚です。「クリシュナがゴーヴァルダナ山を持ち上げるはなし」と、ヒンドゥー教の三大神であるブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァについて学びます。
初級篇が完結です。ここまでたどり着けば、文化・信仰・表現が重なり合うカタックの大きな世界を実感できると信じます。
