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稽古風景

​☟は2025年8月の練習。ゆったりとしたテンポで背景音楽がループし、そこにちいさなリズム構成を連続的に乗せていきます。カタックの表演の基本というのは、まさにこうしたものです。

振りはすべて、​「カリキュラム」の最初の階梯で学ぶ基本動作、「足踏み」「手の所作」「回転」の組み合わせで出来ています。

​そうした基礎練習をし、基礎動作を組み合わせた小品を練習し、それを音楽に乗せると、もうパフォーマンスの一歩手前です。

 

音源にわたしの朗誦を重ねていますが、まったく同じことを生演奏と語りで、少し化粧して、いい服を着て行えば、そのまま作品として成立します。

ふつうの練習を並べ、そこに少しパッケージ化の手間をかけることで、自然と輪郭をもった作品が立ちあがってくるのです。

​☟は2025年の4月にメインで習ってきた曲です。現在も踊り込み、鋭意練習中。全体で6分ほどの曲になります。

​カタックの表演構成には、主に2つの形式があります。ひとつは、上にあげたような無限ループの音楽に小品を乗せていく形式。もうひとつは、このように「ひとまとまりの曲」に振りをつける形式です。

実際の舞台では、この2種類を組み合わせて構成されます。

​☟は「サルガム」という種類の音楽で、「マ」やら「パ」やら「ダ」やらいう音節が特定の音階に対応しているのだそうです。楽典に明るくないので、詳しく知りませんが、面白いですね。

こちらも「ひとまとまりの曲」です。カリキュラムの大まかな流れとしては、まず「小品」をたくさん学び、そのあとにこのような「ひとまとまりの曲」へと進んでいく形になります。

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